平成28年 新春労使懇談会
平成28年 新春労使懇談会
平成28年1月26日(火) 15:30-18:30 於: さいたま共済会館 出席参加 42名
開会挨拶 | 山田 吉隆 | 埼玉県生産性本部 会長 川口化学工業(株)社長 |
来賓祝辞 | 斎藤 和也 氏 | 埼玉県 産業労働部 勤労者福祉課長 |
佐藤 道明 氏 | 連合埼玉 事務局長 | |
角田 信之 氏 |
公益財団法人 日本生産性本部 常務理事 | |
記念講演 | 河口 真理子 氏 | 大和総研 調査本部 主席研究員 |
開会挨拶。来賓の皆様のご祝辞に続き、祝電紹介。続いて記念講演、 さらに第二部として、賀詞交換および懇談会が開催されました。 |
山田 吉隆 埼玉県生産性本部 会長 川口化学工業(株)社長
山田吉隆・同本部会長(川口化学工業取締役社長)は、「生産性運動は、労使がそれぞれの組織の活力を維持し、共通理解のもとで推進していく必要がある。昨今、コーポレートガバナンスのあり方が注目され、企業内での統治や管理があらためて問い直されている。今回の記念講演ではCSRをテーマにしており、時機にかなう。何に着目し、何に取り組まなければならないのか、ヒントを得ていただきたい」とあいさつした。
斎藤 和也 氏 埼玉県産業労働部 勤労者福祉課長
斎藤和也・埼玉県産業労働部勤労者福祉課長は、「埼玉県生産性本部では、労使が連携して県内の生産性向上を目指しながら、人材育成やリーダーシップ育成など様々事業に取り組まれているが、特に『女子力フォーラム』の取り組みは、県の『ウーマノミクス』プロジェクトに合致しており、感謝申し上げたい。また、埼玉県では今後の人口減少の大きな流れを見据え、高齢者もともに社会を担っていくトレンドづくりに向けて打ち出した『シニア革命』の取り組みや女性活躍推進の取り組みなどを進めている」と述べた。
佐藤 道明 氏 連合埼玉 事務局長
佐藤道明・連合埼玉事務局長は、「日本における労働力人口の減少が全体の人口減少より一段と早く進んでいる中で、現在のGDP規模を維持するためには、労働参加率の向上、生産性の向上とともに、個人所得の向上が不可欠になる。日本経済が長引くデフレの一方で経済活動のグローバル化が進む現在、生産性運動をあらためて国民運動として再評価、共有化した上で、健全で持続性のある経済社会の実現を目指していくべきと考える」と語った。
角田 信之 氏 公益財団法人 日本生産性本部 常務理事
角田信之・日本生産性本部常務理事は、「生産性運動にはより多くの参画が必要であり、各方面からの協力によって生産性運動が支えられている」と強調した。